星の呼び名をたどる
同じ星が、土地ごとに違う名前で呼ばれてきました
すばる、からすき星、ひしゃく星。学名でも星座名でもない呼び名が、日本各地に残っています。多くは農作業や漁の目印として付けられたもので、名前そのものが暮らしの記録になっています。
なぜ名前が分かれたか
星座は輸入され、和名は土地で育ちました
現在使われている八十八の星座は、二十世紀に国際的に境界が決められたものです。日本で古くから呼ばれてきた名前は、それとは別に、村ごと浦ごとに付けられてきました。
そのため、ひとつの星にいくつもの名前があり、逆に同じ名前が土地によって別の星を指すこともあります。「明けの明星」のように天体の位置を表す言い方と、「すばる」のように形から来た言い方が混ざっているのも、出どころが違うためです。
天の川は、各地で「あまのがわ」のほか「ぎんが」「かわ」とも呼ばれてきました。
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唯一の正解を示しません
和名は地域差が大きく、記録のしかたにも幅があります。異なる説がある場合は、そのように書いています。